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2026.07.17
技術レポート

かち割る君工法

環境にやさしい岩盤掘削工法

 従来岩盤掘削は大型ブレーカで対応していた軟岩Ⅱから硬岩Ⅰの岩盤を「かち割る君工法」は特殊芯入楔型チゼルの開発により割岩プラス小割の連続作業を可能にした技術である。
 日当り施工量は中硬岩で222m3/日、破砕時の騒音は機械から10m地点で騒音は83dB、振動は55dBと周辺環境に配慮した工法である。

かち割る君工法の原理
・かち割る君工法はくさびの原理を利用して、開けた孔にチゼルを合わせブレーカで力を加えると、チゼルの角度により、水平方向に大きな力に変換される。
・くさびにより変換された大きな力で引裂くことにより、迅速に大量の岩盤破砕が可能となった。

かち割る君工法の特徴
・かち割る君工法は特殊芯材をインプラントして先端と楔部分の強化を図り、削孔した孔にチゼルを挿入し超低騒音型大型ブレーカで打撃する事で楔の効果で横方向(圧縮強度の5~10%程度しかない引張強度を利用)に力を変換し岩盤を引裂き破砕する。
・従来の大型ブレーカは中硬岩の場合、日当たり破砕量は45m3であったが、かち割る君工法の日当たり破砕量は中硬岩で222m3で工期短縮が図れる。
・超低騒音型大型ブレーカを採用により作業時の機械から10m地点で騒音83.6dB・振動 55.2dBで特定建設作業の規制値を下回っており、周辺環境や作業環境に配慮した技術である。
・削孔は低騒音型クローラドリル(静マル君)を採用で、機械から10m地点で騒音 80dB・振動 30dBで特定建設作業の規制値を下回っている。

他工法との比較(中硬岩破砕)
かち割る君の振動騒音について

かち割る君工法の施工手順
・現地踏査→岩盤の種類・一軸圧縮強度・弾性波速度を測定、風化や節理の状況を観察し割岩時の削孔ピッチを決定する。(岩判定)
・静マル君で破砕用の削孔(φ102mm)を行う。※ 破砕=0.9m+余掘(楔分)=0.3mで1.2m。
・破砕→大型ブレーカに特殊芯入楔型チゼルを取付けたバックホウでピッチ通りに削孔した孔にチゼルを挿入して破砕する。(ダンプトラックで運搬できない大割れ石が発生した都度に運搬サイズに小割を行う。)
・搬出→(歩掛外)破砕した岩砕を集積・積込・運搬する。……以上を繰り返す。

かち割る君工法の作業手順

かち割る君工法の施工実績

■問い合わせ先
株式会社 神島組 (土木部)
電話:0798-65-0121/Eメール:toiawase@kamishimagumi.co.jp
ホームページ :https://kamishimagumi.co.jp

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