メニュー 検索する
閉じる
閉じる
2026.09.15
技術レポート

スーパー段割工法・段割セリ矢

世界最大級の破砕高、水平に亀裂を発生・2次破砕を低減

「スーパー段割工法」は岩盤(中硬岩~硬岩Ⅱ)の破砕作業において、大規模及び大きな掘削断面破砕を必要とする現場に対応して開発された割岩力:35,000t、破砕高さ:3.5mの超大型油圧式セリ矢を使用した【くさび】による静的岩盤破砕工法である。また、小型の破砕力:12,700tの「段割セリ矢」も同様の技術としている。

スーパー段割工法の特徴
 スーパー段割工法はウィング(羽)に突起を設けまた大きな破砕力により底部の割れ残りが減少し割岩工法で最重要なベンチの高さが保たれ破砕する事ができる。
 また、ウィング(羽) に突起の効果により水平にも破砕して岩砕が競り合い二次破砕の発生量を低減できる。
 硬質な岩盤の場合に発生する大割れした岩塊が減少し小割の作業が軽減し、大きな破砕力により日当たり破砕量が増加し工期短縮が図れる。
 従来は従来は大規模掘削では大型ブレーカの中硬岩の場合破砕量(45m3/日)は少ないため多数機で破砕が必要であったが、本技術は1班で約6倍(266m3/日)であるため少数の重機で大量の破砕が可能となった。
 割岩時本技術自体は無振動・無騒音で周辺環境や作業環境に配慮した技術である。 小規模の現場に対応するためバックホウに装着できる小型の「段割セリ矢:4.0t」を同様の技術として登録している。

「段割セリ矢」について
 「段割セリ矢」はくさびの原理を応用し、岩盤引き裂き羽部の突起により水平方向に亀裂を入れ小割作業を低減できる油圧式のセリ矢である。
 油圧の力で引裂くことにより、12,700tの割岩力が発生し硬岩Ⅱまで対応できる。また、割る方向を確定できる為、構造物の影響範囲への制御が可能となり、更に構造物と接した部分の岩盤掘削及び縁切りの影響を軽減できる。
 割岩時は,孔の中に挿入し、油圧力により引き裂くため、岩片が飛散する心配はなく、機械より10mで振動22db・騒音62db(主にバックホーの騒音)で環境に配慮した低振動・低騒音工法である。
 油圧セリ矢を挿入するための削孔は、低騒音型クローラードリル「静マル君」を使用しているため機械より10mの地点で83dB程度であり、削孔時の粉塵は、機械本体に搭載した集塵機で吸引する。
 重量が4.0t程度でありバックホウに接続して作業可能なため、道路新設・道路改良・河川工事・立坑内の中硬岩~硬岩Ⅱの岩盤掘削、コンクリート(無筋)構造物の破砕、構造物に接した岩盤破砕に適用できる。また、特に効果の高い適用範囲として市街地等、振動・騒音の影響が懸念される地域や大型ブレーカで破砕不可(硬岩Ⅱ以上)な硬質岩盤の破砕に威力を発揮する。

■問い合わせ先
株式会社 神島組 (土木部)
電話:0798-65-0121/Eメール:toiawase@kamishimagumi.co.jp
ホームページ:https://kamishimagumi.co.jp

記事一覧に戻る
トップへ戻る